部下を育てる店長こそ、店を伸ばす〜叱るよりも『成長支援』が使命

部下である社員やスタッフとの
関わり方が難しいと感じる方が
多くいます。

しかも今の時代の風潮として
叱ってはいけないということ
もあります。

しかし場面によっては
叱らなければならない時
もあることも事実です。

今回の記事は、
店長目線で部下である社員や
スタッフとの関わり方について
考えます。

店長の本当の役割とは?

カフェを始め飲食店の店長には
実に多くの仕事が存在します。

このことについては、
他の記事で述べていますので
そちらを参考にしてください。

あわせて読みたい
カフェを始め飲食店の店長の4つの大切な仕事

その中でも
重要な仕事の1つに
「人を育てる」があります。

人が育てば、
結果として売上や利益も安定し、
店舗運営がスムーズになります。

裏を返せば、
人が育たなければ売上も利益も
向上しません。

よく柳の下のどうじょうを探す的な
短期的な売上目標を追いかける人が
いますが、

長期的な視点で
人材育成を重視し実行するほうが、
店舗は確実に成長します。

画像はイメージ(写真ACより)

成長を支援する=行動を正すこと

部下である社員やスタッフを
育成するとは具体的にどんな
行動をするのでしょうか?

それは、

部下の成長を支援する
ということです。

部下の成長を支援すると言うと
「見守る」「任せる」ことを
連想するかもしれません。

しかし、
それだけでは不十分です。

気づかないうちに本人が
間違ったやり方を覚えてしまえば、
成長どころか悪習が身につきます。

大切なことは、
日々の行動をよく観察して
部下にフィードバックすることです。

フィードバックすることで、
問題に気が付き成長できる
のです。

つまり、
気づくための仕組みがある
ことなのです。

この仕組みがあるからこそ、
部下の成長を支援できるのです。

画像はイメージ(写真ACより)

好かれる店長よりも、信頼される店長に

このフィードバック
時には部下が気に入らない
ことも伝えることもあります。

となれば、

「部下に嫌われたくない」
と思う気持ちが必然的に生じます。

しかし、
その気持ちが強すぎれば、
本来伝えるべきことを避けることや、
判断が甘くなることがあります。

結果として、
部下との信頼関係も築けません。

成長を支援するということは、
時に厳しく映ることもあります。

しかし真剣だからこそ、
その熱意が伝わりそれが部下に
伝わるのです。

その積み重ねがやがて
大きな信頼関係へと繋がります。

目指すべきは
『好かれる店長』ではなく
『信頼される店長』なのです。

成長支援のために店長がやるべきこと

部下の成長を支援するために
店長が日々実践すべきことは
以下の3つです。

  • 観る:スタッフの行動や変化に日頃から目を配り、しっかり観察する。
  • 伝える:良い点も悪い点も、具体的にフィードバックする。
  • 任せる:成長に応じた仕事を段階的に任せていく。

この3つについては、
それぞれ別記事にて触れています。
参考にしてください。
参照記事
お客様を観る力の向上で接客レベルをアップ

参照記事
部下の社員やスタッフに改善を求める際に活用できるコンストラクトフィードバックとは?

参照記事
仕事を任せることはなぜ重要なのか?その理由と進め方

画像はイメージ(DALL-E 3で画像生成)

スタッフが育てば、店の利益は自然と伸びる

人=部下が育つことは
店舗にとってメリット以外に
ありません。

例とすれば、

良いことだらけなのです。

このことは全て売上や利益の向上
に繋がる必要要素です。

だからこそ、
人材育成はコストではなく
「投資」なのです。

部下の成長を支援するという
視点に焦点を当てましょう。

そうすれば常に、
「どうすればこのスタッフが
 もっと成長できるだろうか?」
という考えになります。

あなたがその姿勢を持つことで
それが部下に伝わり育ちます。

結果として、
店舗のレベルがアップするのです。

あなたの最大の仕事の1つは、
部下の成長を支援すること

であることを知ってください。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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