カフェでお客様のオーダーの取り方次第で売上が変わります
2024年4月28日更新
たいていのカフェでは、
お客様が来店されたら、
お席に誘導しオーダーを受けます。
このオーダーを受ける段階で、
お客様の満足度が上がることや、
下がることがあるのは事実です。
もっと言えば、
スタッフのオーダーの取り方次第で、
確実に売上が変わります。
今回の記事では、
カフェにおけるオーダーの取り方
について一緒に考えましょう。
目次
カフェでの基本的なオーダーの取り方
今の時代カフェでのオーダーの取り方は
いろいろなパターンが増えてきています。
- まずカウンターでオーダー
- お席に設置のタブレットでQRオーダー
- 自身のスマホでモバイルオーダー
なんてあります。
人手不足もあり最近は
モバイルオーダーやテーブルオーダー
のカフェも増えてきました。
しかしそう言っても、
まだまだオーダーを受けるのは、
スタッフがしているカフェが
ほとんどです。
ではスタッフが対応するとして、
基本的なオーダーの取り方に付いて
手順を一緒に考えてみましょう。
お客様来店のあいさつ
↓
お客様を席にご案内
↓
お客様に
おしぼり・お水・メニューブックを渡し
注文が決まったら伺う旨伝える
↓
お客様のオーダーを受ける
↓
ドリンクを持っていくタイミングなど聞く
↓
オーダーに対し感謝のあいさつ
↓
料理をお客様に届ける
こんな流れでしょうか。
どんなツールであろうと、
基本的なオーダーの取り方は同じです。
モバイルオーダーなら、
その流れをスマホ上でしているだけ
のことです。
ではなぜ私は
スタッフのオーダーの取り方次第で
売上が変わると訴えているのでしょうか?
オーダーを受けるときのポイント
ここでスタッフがオーダーを受ける際に、
売上アップが図れるための大前提のポイント
が3つあります。
まずはこの3つを
スタッフが確実にできるように
してください。
全ては笑顔で接客
全ての接客について共通して言えることですが、
笑顔での接客が全てです。
笑顔こそ最強の接客時の武器だと思っています。
自然と出る笑顔を心がけましょう。
お客様の目線で話す
賛否あるかと思いますが、
私は接客時にお客様と同じ目線になるよう、
指導します。
要は目線が高くなる場合がほとんどなので、
しゃがんで注文を受けるように指導します。
復唱する
これかなり重要です。
注文を受けたときの復唱だけではなく、
注文を全部受け終えたときの復唱も
確実に行いましょう。
なぜなら、
結構お客様は勘違いして注文している
場合があるからです。
また、
ドリンクなど選べるメニューが有る場合は、
お客様に聞かずになるべく提供できるよう、
覚えるか伝票に書くなど工夫しましょう。
売上が変わるオーダーの取り方
オーダーを受けるとなると、
ただお客様の注文されたものを
受けるだけでいいと思うかもしれません。
そうなら今の時代は、
モバイルオーダーやタブレットのほうが
人件費がかかりませんし便利です。
そうなれば、
人件費をかけてオーダーを取るわけですから、
差別化がないともったいないと思いませんか?
スタッフがオーダーを受けるからこそ、
人しかできないオーダーの受け方をすることで
お客様と良好な関係を築けるのです。
その際に必要なことが
提案力と説明力なのです。
提案力とは
お客様の接客をしている中で、
「でしたらこんなメニューがお勧めですよ」
と良き提案できることです。
お客様によっては、
好みがあることでしょう。
そのような情報を
オーダーを受け取るスタッフがキャッチし、
お客様のニーズに合わせてメニューを提案
してあげることができたら
お客様はきっと喜びますよね。
これサジェストともいいます。
サジェストについては詳細記事がありますので、
そちらをご覧ください。
またお客様が食事をしている様子を見ていて、
- お水がほしそう
- トイレを探しているのかな?
- お代わりをしそうだ
などに気づくスタッフもいます。
気づけば適宜な提案もできるでしょう。
このような提案が
お客様の信頼を得てリピートにつながる
ことになるのです。
説明力とは
あなたのお店のメニューには、
1つ1つの想い入れ=ストーリーがある
かもしれません。
逆にこのストーリーがあればあるほど、
看板メニューになる可能性が高いです。
例えばハンバーグ。
豚肉と牛肉の合い挽きを使っている理由は✕✕で
ソースは24時間も煮込んで、
お米はハンバーグに合う〇〇のお米を使っていて
スープはハンバーグに合うバツバツを選んだ
このような想い入れを
お客様にサラッと説明することで、
普通のハンバーグが
想いがこもったハンバーグに変わるのです。
このような提案力と説明力が
お客様の信頼を得て再利用へと心が動き、
やがてはあなたのお店のファンとなるのです。
オーダーの取り方を常にレベルアップ
ローマは一日にしてならず
とはよく言ったものです。
1日1日、
1人1人を大切に扱う接客が大切
なのです。
このような行動の積み重ねが、
あなたのお店のファンを作り、
ひいては売上アップに繋がることを
忘れないでください。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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