余裕を持ってカフェ経営をすることの大切さ

2021年7月19日リライト

コンサルティングをしていると、
「今月全然休めないんです」
「ここ3ヶ月休んでないです」
「いつもスケジュールがきつきつで…」

なんて声を店長や経営者から聞く
ことがあります。

休みたいけどスタッフがいなくて、
何らかの理由で休めない状況
わかります。

となれば、
当然自分のスケジュールもタイトになる
ことでしょう。

しかし、
この休めない=余裕がない状況
非常に危険です。

今回の記事では、
経営において余裕を持つことの大切さ
についてお伝えします。

余裕を持たないことのリスク

余裕を持っていないことで、
以下のリスクがあることを知ってください。

感情的になりやすい

人は余裕がないと
どうしても感情的になります。

感情的になれば、
オペレーション時ではスタッフに
悪影響を与えます。

経営において言えば、
感情的になればその時における
ベストな判断はとてもできません。

まして、
良いアイディアが浮かぶことは
少ないでしょう。

多くの経営者に会って
気をつけていることを聞くと
ほぼ全員が「感情をコントロールすること」
という答えが返ってくることからも
感情のコントロールは重要です。

画像はイメージ(写真ACより)

仕事のリカバリーが遅くなる

余裕を持っていなければ、
想定外のことが起こっても
すぐに立て直しができません。

特に重大なクレームやトラブルが
起こった時にこのような状態だと
致命傷になります。

しかし、予めきちんと準備をし
スケジュールに余裕を持って取り組めば、
想定外のことにも対応できます。

私の経験上、
余裕がない状態は精神的によくなく、
いいアイディアも浮かばずミスもします。

人は言い訳をする

人はなにか問題が起こった時に、
言い訳をします。

よく言われるのが、
感情で言い訳をして理論で正当化する
です。

つまり、きちんと休んでいないと

「休んでいないから売上が悪い」
「休んでいないから考える時間がない」
「休んでいないから売上対策を考えられない」

と言い訳をしてやっていないことを
正当化するのです。


だからこそ、
どんなに大変でも週に1日は休める体制
を早急に作りましょう。

気持ちをリフレッシュすることもできますよ。

休みの日の使い方が重要

今、世の中はものすごいスピードで
変化をしています。
その変化を感じる必要があります。

自宅とお店の往復だと、
なかなかその変化を感じること
ができません。

休みの日はできることなら
ライバル店で食事をしたり、
良いサービスを受けましょう。

あなたのお店に多大なる
良いエッセンスをもたらすこと
でしょう。

画像はイメージ(GIRLY DROPより)

余裕を持ったスケジューリングを

コンサルティングをしていると
スケジュールをたてるのに
とてもきつきつの日程で建てる人がいます。

これ例えるなら、
車間距離を充分取らずに時速200kmで走る
ようなものなのです。

つまり、
スケジュールに余裕を持つ
ことが大切なのです。

余裕を持つためには、
どうすれば良いでしょうか?

まずは自分の業務を細分化して、
スタッフができることは委譲する
ことです。

やり方については以下の記事を参照ください。

自分の業務を整理し、
スタッフがやれることは委譲した上で、
余裕をもったスケジュールを建てることです。

私がやっているのは、
必ず1日に1時間は何をやっても良い
予備の時間を設定することです。

この予備の時間のおかげで、
1日のスケジュールに余裕をもたせて
くれます。

まあ、余裕を持つためには、
充分に下調べや事前準備をする
ことも大切です。

余裕を持った経営をしていますか?
余裕を持ったシフトを組んでいますか?
余裕を持ったスケジューリングしていますか?

余裕を持っていないと、
前述のように悪い事だらけです。

余裕を持つためにも、
最低週に1回くは休みを取りましょうね。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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