飲食店で活用したいLINEの6つの機能を詳しく解説
2022年12月5日リライト
今やどこのお店でも使っている
LINEのビジネスアカウント。
あなたのカフェでも使っているかもしれません。
加えてLINE自体も進化し続けており
カフェを始め飲食店には効果的な機能
が増えております。
そんなLINEビジネスアカウント、
活用しきれていないカフェも多い
のではないでしょうか？
今回の記事では、
LINEで売上アップを図るための
あれこれを最新情報を交えながら
お伝えします。
目次
LINEで売上アップを図る絶対条件
まずLINEを活用する上で、
売上＝ともだち数×来店率×1組の人数×客単価
この公式を知っておいてください。
この公式の中で、
「来店率」「1人の人数」「客単価」は
ほぼ変わりません。
となると変化できる数字である
ともだち数を増やすことが大切
なのです。
これはLINEを活用して、
売上アップを図る上での絶対条件
なのです。
そんなことわかっているよ！
でもなかなか増えないし、
ブロックされるんだよ！
という声が聞こえてきます(笑)
では
なぜともだち数が増えないのでしょう？
なぜ登録されてもブロックされるのでしょう？
ともだちが増えない理由
実はLINEを活用する上で、
誰もがともだちを増えないと
悩んでいます。
先ほどの悩みである
- ともだちが増えない
- 増えてもブロックされてしまう
はなぜ起こるのでしょうか？
その理由は、
あなたのLINEに登録しても
メリットを感じないからです。
つまりともだち数を増やすには、
あなたのカフェとともだちになる
メリットが必要です。
このメリットこそ、
ともだちとして登録する行動
に繋がるのです。
よくあるのは
当店のLINEともだち登録で○○プレゼント
LINE限定メニューが食べられる
です。
しかし、プレゼント系はもらってすぐ
ともだち登録をブロックという悲しい
経験をしていませんか？
ともだち登録特典としてお勧めなのは、
もらったものを継続して使いたくなるもの
例えばコーヒーカップなんかお勧めです。
もちろん登録後の
配信内容も十分厳選することで、
登録促進に繋がりますよ。
ともだち数を増やす４つの方法
ともだち数を増やすためには、
具体的にどのような方法があるでしょうか？
私がお勧めする4つの方法です。
販促物で増やす
店頭POP、メニュー、ポスターなど
販促物や掲示物にともだち登録のQRを貼り、
登録を促進します。
しかも、
LINEの公式ウェブサイトでは、
ともだち登録促進のノベルティを販売
しているので活用しましょう。
ウェブで増やす
あなたのSNSやウェブサイトに
ともだち登録のQRコードを貼り、
登録を促進します。
LINEのともだちを増やすための
ボタンも設置しましょう。
接客で増やす
実は一番登録数が増えるのが、
接客時にLINE登録促進をすること
なのです。
特に会計時にスタッフに声かけを
ルール化することで飛躍的に
ともだち数が増えます。
この時スタッフにはトークを予め準備
しておくといいですよ。
LINEもただアカウントを準備して、
ただやみくもにメッセージを配信しても
売上アップは図れません。
まずはあなたの
情報を受け取る人を増やす必要
があります。
ともだち追加広告
LINEビジネスアカウントの管理画面から
手軽にともだち追加広告を出稿すること
ができます。
LINEの公式サイトの情報から、
ともだち1人の獲得単価が200円前後
と格安なのも魅力です。
お店をまだ知らない層に向けて
広告を出せることも魅力ですね。
活用したいLINEの6つの機能
さて、実際にLINEの機能の中で、
是非活用したい6つの機能をご紹介
します。
LINE＠時代から比べ、
遥かに操作性や設定は楽になりました。
新しく増えたステップ配信や、
抽選機能、リッチメニュー機能は
特に活用したい機能です。
メッセージ配信
スマホを使っている８９％の人がLINEを
インストールして利用しているというデータ
があります。
しかも、LINEで到着したメッセージは、
初期設定ではポップアップで表示され、
気付きやすい事でしょう。
しかもスマホを人は常に持ち歩くため、
ともだちになっている
＝あなたのカフェと繋がっている
ことになるのです。
（ちょっとオーバーかもしれませんが）
つまり、
メッセージに対する反応が早い
ってことです。
画像はイメージ(写真ACより)
反応が早いということは、
雨の日サービスや急なイベントの告知
などに相性が良いです。
ところがこれを中には「ウザイ」
と感じる方もいるのでメッセージの
配信頻度には注意が必要です。
メッセージ配信の理想は2週間に1度、
1週間に1度以上配信するとブロック数が
増えるので注意してください。
文字数があまり長いと読みにくいと
思われブロックされることもあります。
１つの吹き出し100文字以内にしましょう。
また間違って夜中に配信してしまうと、
恐ろしい数の方がブロックされますよ。
経験者は語る(泣)
ステップ配信
「ともだち追加後○日後に配信」
ということができるステップ配信機能
があります。
お客様は利用したことを忘れる
ということを以前にこのブログで
書いております。
お客様があなたのカフェの利用を
ちょうど忘れたころにメッセージが届く
最高じゃないですか？
1to1トーク機能
意外に嫌われていて活用されていない
1to1トーク機能が私としてはお勧めの機能
の１つです。
これについては以前に詳しく書いた記事が
ありますのでそちらを参照にしてください。
詳細記事
ポイントはともだち登録時にお店あてに、
スタンプを送ってもらうことです。
ショップカード(スタンプカード)
お客様を囲い込むのに使われるツール、
ショップカード、スタンプカード、
メンバーズカード、ポイントカード。
様々なタイプがありますが、
- カードを作ったのを覚えていない
- カードを持ってくるのを忘れる
という2つの問題点があります。
これについて、
アナログ的なカード類についての問題点解決を
詳しく述べた記事があるのでご参照ください。
詳細記事
この２つの大きな問題を解決したのが、
LINEのショップ(スタンプ)カードです。
スタンプ個数、デザイン、特典など
いろいろな設定が自由にできます。
しかも、ショップカードを忘れてくる
可能性はほぼ０ですよ！
クーポン
あまり頻繁にクーポンを配信すると、
クーポンがなければお客様は行かない
お店になってしまいます。
しかし、
〇周年記念やお誕生日などの条件が
あれば別です。
上手にクーポン活用してください。
またLINEには抽選機能が付いており、
抽選で当たった人にプレゼントする
ことも可能です。
当選者を1％～99％に
先着◯名などの設定もできますよ。
リッチメニュー
リッチメニューとは、
メッセージ配信時のトークルーム下に
表示されているメニューのことです。
このエリアに、
あなたのお店のブログ
あなたのお店のスタッフ募集ページ
あなたのお店のインスタグラム
等のリンクを貼ることで
メッセージ内にリンクを貼るよりも
かなりクリック率がアップします。
また画像編集サイトのcanvaには、
LINEリッチメニュー専用のテンプレート
もあり自分の好きなデザインが作成できます。
LINEミニアプリを活用する
LINEミニアプリとは、
LINEのアプリ上で様々なサービスを
提供するプラットフォームです。
具体的には、
予約システム、順番待ちシステム、
店内注文システムなどがあります。
お客様側からすれば、
わざわざ新たなアプリをインストール
することなくLINE上でできるために、
便利です。
飲食店で活用できるミニアプリとして、
- 予約システムのポチコ
- 順番待ちシステムのマトカ
- オーダーシステムのファンフォ
があります。
LINEというツールをどう活かすか？
LINEは日々進化しております。
今現在LINE社が公式で出版している
書籍を参考にすると良いですよ。
はじめてでもできる! LINEビジネス活用公式ガイド
(2021年12月16日出版)
公式情報なので、
辞書マニュアル代わりに活用
できます。
LINEはあくまでもツールです。
このツールを活かすも殺すも
使っているあなた次第です。
また無料プランで使用していると、
「無料だからいいや」
と考えてしまいがちです。
せっかくの活用できるツール。
この記事で触れた5つの機能を
フル活用してあなたのカフェの
売上アップに反映させて下さいね。
この記事を書いている人
- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
最新の記事
カフェ管理項目2025年6月11日カフェでテイクアウト商品を開発する際の手順と注意点
人材の採用、育成及び教育2025年6月4日飲食業の人材育成は「長所を伸ばす」より「短所を克服」が現場を強くする理由
人材の採用、育成及び教育2025年5月28日飲食店経営が売上拡大とともにチームワークを必要とする理由
人材の採用、育成及び教育2025年5月21日飲食店の社員の中途採用はスキルよりも人間性を重視すべき理由
カフェ経営者に贈る日々の売上アップ法を配信
メルマガでは配信中です。
今ご登録いただくと
小冊子『カフェを始めとする小規模の飲食店がこれから生き残るための指南書』ほか、すぐにお店で使えるツールがダウンロードできます。
今すぐメルマガに登録して手に入れてください！
