飲食店で辞めさせたいアルバイトがいる時どうする?

2024年1月5日更新

何らかの問題があり、
「このアルバイト辞めさせたい」
と思ったことは誰もがある経験ではないでしょうか?

問題があるからと言って、
簡単に辞めてもらえないのが
今の世の中です。

かと言って、
そのようなアルバイトを雇用し続けることは、
お互いのためによくありません。

カフェを始め飲食業に向いていない
人材もいることは確かなんです。

今回の記事では、
辞めてほしいアルバイトにどう対応するか
をお伝えします。

辞めさせたいスタッフの例

どんな時にスタッフを辞めさせたい
と思うでしょうか?

  • あいさつをしない
  • 時間を守らない
  • 注意したことが守れない

これは最低一緒に働くものとして、
実践してほしいことですね。

特に飲食業はお客様合っての商売のため、
あいさつはしてほしいですよね。

もちろん、
経営者や店長によって譲れないこだわり
もあることでしょう。

もちろん、
レジのお金に手を付けることや、
食材を食べてしまう持ち帰るは論外です。

まず大切なのは初期教育です。

このブログでも再三伝えてるように、
初日のガイドオリエンテーションで
しっかりストアルールを伝えましょう。

画像はイメージ(写真ACより)

辞めさせたいスタッフを放置してしまう理由

問題にあるスタッフがいても、
多少の問題ならいないよりいるほうがまし
と思ってそのままにしていませんか?

私も10年近く現場に入り、
最大120名のスタッフを抱えるお店の
店長をしていましたから気持ちわかります。

たいていそのような場合は、

「そのうち慣れれば変わるだろう」
「どこか違ったポジションで生きるかも」
「辞めてもらうのはちょっと…」

と考えなかなか問題と向き合いません。
いわゆる問題から逃げてしまうのです。

でも一番多いのは、
「今、人がいないんだよね…
 いればシフトまわせるから我慢するか…」
って考えの店長でしょうか。

要は前述したように、
「いないよりいたほうがまし」
だと思っているからです。

ところがそのまま放置すれば、
お店全体に悪影響が現れてきます。
残念ながら…

最悪、

  • 既存のスタッフの士気が下がる
  • 既存のスタッフが悪影響を受け始める
  • お店のQCSレベルが低下する

ことが考えられます。

お互いのためにも、
これからどうするのか?
真剣に話し合いましょう。

画像はイメージ(写真ACより)

問題のあるスタッフに辞めてもらう前にできること

まずスタッフに辞めてほしいと考える前に、
やれることをやりましょう。
雇用されたスタッフは簡単にクビにはできません。

本人と真剣に話し合う

徹底して本音で該当スタッフと話し合います。

そのときに、
該当スタッフの良いところを伝えた上で、
どこをどう改善してほしいのか?
を伝えてください。

このときに、
口先で言うのではなく本音で話し合いましょう。

また向いていないと判断している場合は、
向いている仕事を勧めることも大切です。

要はそのスタッフを否定するのではなく、
そのスタッフが飲食業が向いていないのであって、
他の職種で向いている職種があることに気づいて
もらうことが大切です。

第3者に話をしてもらう

「自分ではムリ」
だと思ったら無理をせずに
第3者に頼りましょう。

私のような人材育成を専門とするコンサルタントや
一番は人材育成を専門とする社労士の先生に相談
することです。

特に法律に関わるような問題があるスタッフは、
人事の専門家である社労士の先生に話をして
もらうことがベストでしょう。

円満に退職してもらうためにも、
活用することをオススメします。

専門家特に社労士の先生を活用しましょう

簡単にアルバイトは辞めさせられない

アルバイトを辞めさせたくても、
簡単にアルバイトを辞めさせられない
のが現状です。

その辺りの詳しい内容について、
以前専門家である社労士の橋本先生
に寄稿していただいております。

そちらをご覧ください。

問題ならないために試採用期間を設ける

こういった問題を面接時に見抜くことは
とても大変です。
採用したけど後々に問題が出てくることは
誰もが経験することです。

だからこそ、
すぐに本採用にはせずに
試採用期間を設けることです。

私なら、
3ヶ月は試採用期間にして様子を見る
ことにしています。

となれば、
雇用契約書はとても重要
になってきます。

せっかく縁があって採用したスタッフ。
このようなことが起こらないためにも、

  • 初回のガイドオリエンテーションを大切にする
  • 試採用期間を設ける

ことを大切にしてください。

もちろん、
日々スタッフとのコミュニケーション
を取る
ことも大切ですよ。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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