飲食店で辞めさせたいアルバイトがいる時どうする?
2024年1月5日更新
何らかの問題があり、
「このアルバイト辞めさせたい」
と思ったことは誰もがある経験ではないでしょうか?
問題があるからと言って、
簡単に辞めてもらえないのが
今の世の中です。
かと言って、
そのようなアルバイトを雇用し続けることは、
お互いのためによくありません。
カフェを始め飲食業に向いていない
人材もいることは確かなんです。
今回の記事では、
辞めてほしいアルバイトにどう対応するか
をお伝えします。
目次
辞めさせたいスタッフの例
どんな時にスタッフを辞めさせたい
と思うでしょうか?
- あいさつをしない
- 時間を守らない
- 注意したことが守れない
これは最低一緒に働くものとして、
実践してほしいことですね。
特に飲食業はお客様合っての商売のため、
あいさつはしてほしいですよね。
もちろん、
経営者や店長によって譲れないこだわり
もあることでしょう。
もちろん、
レジのお金に手を付けることや、
食材を食べてしまう持ち帰るは論外です。
まず大切なのは初期教育です。
このブログでも再三伝えてるように、
初日のガイドオリエンテーションで
しっかりストアルールを伝えましょう。
![](https://cafeouen.com/wp-content/uploads/2021/09/2650666_s.jpg)
辞めさせたいスタッフを放置してしまう理由
問題にあるスタッフがいても、
多少の問題ならいないよりいるほうがまし
と思ってそのままにしていませんか?
私も10年近く現場に入り、
最大120名のスタッフを抱えるお店の
店長をしていましたから気持ちわかります。
たいていそのような場合は、
「そのうち慣れれば変わるだろう」
「どこか違ったポジションで生きるかも」
「辞めてもらうのはちょっと…」
と考えなかなか問題と向き合いません。
いわゆる問題から逃げてしまうのです。
でも一番多いのは、
「今、人がいないんだよね…
いればシフトまわせるから我慢するか…」
って考えの店長でしょうか。
要は前述したように、
「いないよりいたほうがまし」
だと思っているからです。
ところがそのまま放置すれば、
お店全体に悪影響が現れてきます。
残念ながら…
最悪、
- 既存のスタッフの士気が下がる
- 既存のスタッフが悪影響を受け始める
- お店のQCSレベルが低下する
ことが考えられます。
お互いのためにも、
これからどうするのか?
真剣に話し合いましょう。
![](https://cafeouen.com/wp-content/uploads/2023/04/1067336_s.jpg)
問題のあるスタッフに辞めてもらう前にできること
まずスタッフに辞めてほしいと考える前に、
やれることをやりましょう。
雇用されたスタッフは簡単にクビにはできません。
本人と真剣に話し合う
徹底して本音で該当スタッフと話し合います。
そのときに、
該当スタッフの良いところを伝えた上で、
どこをどう改善してほしいのか?
を伝えてください。
このときに、
口先で言うのではなく本音で話し合いましょう。
また向いていないと判断している場合は、
向いている仕事を勧めることも大切です。
要はそのスタッフを否定するのではなく、
そのスタッフが飲食業が向いていないのであって、
他の職種で向いている職種があることに気づいて
もらうことが大切です。
第3者に話をしてもらう
「自分ではムリ」
だと思ったら無理をせずに
第3者に頼りましょう。
私のような人材育成を専門とするコンサルタントや
一番は人材育成を専門とする社労士の先生に相談
することです。
特に法律に関わるような問題があるスタッフは、
人事の専門家である社労士の先生に話をして
もらうことがベストでしょう。
円満に退職してもらうためにも、
活用することをオススメします。
![](https://cafeouen.com/wp-content/uploads/2020/05/0d8b10f374922934de7721a14d51c687.jpg)
簡単にアルバイトは辞めさせられない
アルバイトを辞めさせたくても、
簡単にアルバイトを辞めさせられない
のが現状です。
その辺りの詳しい内容について、
以前専門家である社労士の橋本先生
に寄稿していただいております。
そちらをご覧ください。
問題ならないために試採用期間を設ける
こういった問題を面接時に見抜くことは
とても大変です。
採用したけど後々に問題が出てくることは
誰もが経験することです。
だからこそ、
すぐに本採用にはせずに
試採用期間を設けることです。
私なら、
3ヶ月は試採用期間にして様子を見る
ことにしています。
となれば、
雇用契約書はとても重要
になってきます。
せっかく縁があって採用したスタッフ。
このようなことが起こらないためにも、
- 初回のガイドオリエンテーションを大切にする
- 試採用期間を設ける
ことを大切にしてください。
もちろん、
日々スタッフとのコミュニケーション
を取ることも大切ですよ。
この記事を書いている人
![稲垣 高史](https://cafeouen.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0401-150x150.jpg)
- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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