スタッフの仕事に対する姿勢を評価する自己評価シート
2023年6月6日リライト
スタッフとのコミュニケーション
定期的に図ることができていますか?
誰もが定期的なコミュニケーションは大切
だと感じているのですが中々できないのも
事実です。
実は、
これを仕組化すれば定期的なコミュニケーション
を図ることができるのです。
今回の記事では、
スタッフとの定期的なコミュニケーションに
繋げる自己評価シートについて解説します。
飲食店での自己評価シートの重要性
人の評価として、
自分に対する評価と周りからの評価
は同じではありません。
また
「やる気がある」
「一生懸命やっている」
「部下の手本となる行動をしている」
などを評価するとなると、
実に評価基準はあいまいになりがちです。
もちろん、
そのようなあいまいな評価をせず、
具体的にすることが重要です。
しかしこのあいまいな部分も
実は大切だったりするのです。
要はこのあいまいな部分を
スタッフとの面談で埋めること
をやります。
そのために使用するのが
この「自己評価シート」だと
思ってください。
自己評価シートの活用の仕方
私が現場にいたころは、
社員、スタッフ全員と毎月月末に
この自己評価シートを活用して、
面談をしていました。
項目は以下の10項目です。
・店舗内における基本的なルール及び就業規則を守っている
・評価期間内においてよく働いた
・店舗の雰囲気を良くするために、自分の意見や提案を店舗に反映するように何らかの行動を起こした
・部下の手本となる行動をしている
・自分は一生懸命仕事をしている
・店舗で一緒に働く仲間として思いやりを持って接している
・常に向上心や探究心があり、仕事に対するモチベーションは高い
・お客様はもちろん一緒に働く仲間に対しても態度は丁寧である
・身だしなみはストアルールに則っている
・自分の部下を育て店舗のレベルアップに努めている
この10項目に関して、
面談を進めていきます。
この10項目は、
スタッフの仕事に対する姿勢を考える
ものです。
ストアルールを守っている
身だしなみを守っている
など極々基本的な行動です。
そのような基本的な行動に対し、
スタッフがどのように向き合っているか
がわかるシートになっています。
10項目に対して各自評価してもらい、
なぜそのような評価点を付けたのかを
話してもらいます。
その上で、
経営者としてどのようにスタッフを
評価しているのかを伝えます。
スタッフの評価が低すぎなら、
「ここができているからもっと自信を持って!」
スタッフの評価が高すぎるなら、
「ここの部分はもっと改善しよう」
と面談時に伝えます。
なぜそうなるのかを
きちんと説明します。
可能な限り、
事象やデータを用いて説明できる
と良いですね。
要は、
自己評価シートを使って、
経営者とスタッフの目線合わせをすることです。
このように目線を合わせをして、
スタッフの問題点を共有することで、
スタッフは育ちます。
スタッフが育つことは、
あなたのカフェが売上アップのための
必須条件ですよ。
そのためにも、
このような自己評価シートのような
ツールを活用しましょう。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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