スタッフが接客などのコンテストに参加することの意味
スタッフ同士が、
コーヒーの抽出技術や接客を競い合うコンテスト
参加させたことありますか?
「いやあ、お金がかかるし
そのときに、お店休まなきゃだし…」
と思っていませんか?
スタッフがコンテストに出場することで、
得られるメリットで計り知れません。
これ活用しない手はありません。
実は私もアルバイト時代、
大手ファーストフードのコンテストに出場し、
かなりいい経験をしました。
この記事では、
スタッフに是非参加してほしい、
コンテストのメリットを解説します。
目次
目標を設定することによるモチベーションアップ
目標を持つことは非常に大切です。
コンテストへの参加は、
スタッフのモチベーション(やる気)
にかなりの影響を及ぼします。
例えば、
接客コンテストで優勝する
と決めたら、
そのスタッフの接客への向き合い方が
間違いなく変化します。
どうすれば優勝できるのか?
毎日のモチベーションは相当なものに
なります。
もちろんあなたのサポートは重要ですが…
普段スタッフは、、
数パーセントくらいで仕事をしています。
そのスタッフが100%力を発揮するのです。
それこそ全身全霊で接客するのです。
しようとするのです。
するためにはと考えて動くようになるのです。
自分の限界を超えた状態で、
コンテストに参加するのです。
アスリートで言えば、
ゾーンに入った状態ですね。
同じ境遇の他店のスタッフと交流できる
コンテストに参加中は、
同じような業種で働くスタッフと
色々な情報交換ができます。
同じような環境で働いている者同士、
意気投合することは珍しくありません。
今はSNSがありますから、
コンテストから離れたあとも、
交流し続けることも容易です。
何らかの悩みがあったとき、
相談しあえる仲間ができることも
大きい収穫でしょう。
コンテスト当日は、
何とも言えない緊張感とモチベーションで
過ごすことができます。
これ経験した人なら、
誰もがうなずける風景です。
何らかの賞を受賞すれば、
私は○○コンテストに参加して○○賞を獲った
という自負になります。
賞を獲れなかったとしても、
その気持ちを来年への課題として
繰越すこともできます。
コンテストに参加したという経験という名の宝
コンテストに参加したことで、
「あ、自分はもっとできるんだ」
「コンテストの時はできたから!」
という気持ちが生まれます。
この経験で自分の持っているエネルギーの
数パーセントくらいでしか仕事をしていなかった
ことにスタッフは気づきます。
間違いなく参加したスタッフは成長します。
もし、何らかの賞を獲れなかったとしても、
その悔しい気持ちが
「よし、来年こそは!」
という良いモチベーションに変換する
こともできます。
そのためにも、
スタッフがコンテストから帰って来た時の
あなたのケアが重要になりますよ。
終わった後のバーンアウトに注意
私もそうでしたが、
コンテストが終わった後の達成感は、
半端ないものがあります。
俗にいう、
燃え尽き症候群=バーンアウトを起こす
可能性があります。
そうならないためにも、
コンテストに参加したスタッフへの
次への目標を作ってあげてください。
実は、私は優秀店長と表彰されたあと、
バーンアウトしました。
そのとき、親友の店長に、
「何を1年表彰されただけで満足しているの?
連続で表彰されなかったら意味ないじゃん!」
と言われ目が覚めた経験があります。
コンテストに出場する時点で、
バーンアウトすることはある程度予想されます。
なので予め次の目標を一緒に作りましょう。
競い合うことの重要性
競い合うこと=勝ち負けを決める事
でもあります。
私はこのようなコンテストで、
ある意味負ける経験が大切だと
思っています。
新宿のお店で店長になって1年目、
尊敬する上司に、
「なんだ、新宿地区から誰も表彰されないんだ
だっせー」
と言われたときのくやしさ。
そして、
その1年後に見事表彰されたときの達成感。
表彰されたあとお店に戻って泣けたこと。
今でも忘れません。
店内でもコンテストをやりましたが、
そのたびにあふれる笑顔と涙。
一生の宝物です。
賛否両論あるとは思いますが、
このブログで何度も伝えているとおり、
何事もメリットとデメリットがあります。
このメリットとデメリットの積み重ねで
自店舗としてやるかどうかの判断をすれば
良いのです。
もしあまり勝負事が好きでないなら、
野村監督も仰った有名な言葉を贈ります。
勝ちに不思議の勝ちあり。
肥前国9代平戸藩主 松浦清「甲子夜話」より
負けに不思議の負けなし。
負け(=うまくいかなかったこと)
から何を学ぶかが一番の成長の鍵ですよ。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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