カフェのコロナウィルス対策
2021年1月29日全面改訂
まだまだ収まりそうにない
コロナウィルスの感染者数。
変移種まで出て、
全く予断を許さない状況です。
外出自粛のムードがあり、
カフェを始め飲食店にとっては
厳しい状況が続いています。
思ったように売上が上がらず、
悩みながらの営業をされている
お店もあることでしょう。
他のブログでもお伝えしましたが
こんな時だからこそやれることがあります。
売上ダウンで悩んでいるなら↓↓↓
お客様が今一番飲食店に求めている
物は何でしょうか?
恐らく
安心して利用できること
ではないでしょう。
お客様が安心して利用するためには、
コロナウィルスに対する感染予防対策
は必須です。
今実施すべきコロナ対策を
・お店としての感染予防対策
・働くものとしての感染予防対策
・お客様に協力してもらうこと
の3つの観点からお伝えします。
今すぐお店のオペレーションに
組み入れてください。
目次
お店としての感染予防対策
お店側の取組み内容
- 定期的な換気
- 席数を減らしソーシャルディスタンスを保つ
- 感染リスクのあるものの消毒作業
- テーブルの上をすっきり
- 非接触・非対面のツールの活用
定期的な換気
寒い時期はお客様も大変ですが、
定期的な換気を行いましょう。
30分に1回は実施しましょう。
この時常連のお客様には、
定期的な換気を行っているので、
ひざ掛けの持参など呼びかける
のも良いでしょう。
席間隔の維持
お客様同士のソーシャルディスタンスを
保つために、
・通常よりも席数を減らす
・向かい合う席ではなく並び合う席にする
・パーテーションなどの設置
をします。
お店の構造上、
席を減らせず使用しない席を作る場合、
その席にぬいぐるみやオブジェを置く
のも面白いですね。
その際はお店のコンセプトや雰囲気に
見合ったものを置きましょう。
また混みあった際には入店制限をする
などして3密を避けましょう。
席数が減ることで、
売上ダウンを心配されるなら…
感染リスクのあるものの消毒作業
感染リスクのあるものとは、
店舗において不特定多数の人が
触る可能性があるものです。
・トイレ近辺(特にドアノブと便座)
・入り口のドアノブ
・テーブル及びひじ掛け
・メニュー
・カトラリー内のもの
・オーダーのタブレット
・キャッシュレス決済の端末
についてアルコール(消毒液)を
噴霧したダスターで拭き上げます。
特にトイレ内は重点対応箇所です。
その際ダスターの使い方として、
必ず図のように往復するのではなく、
片道で使うようにしてください。
できれば拭く度に
ダスターの使用面を変えること
をお勧めします。
またカトラリー内のものも、
1度お客様に出したとしたら、
例え使っていなくても都度洗浄します。
食洗器は高温で洗うため、
高温殺菌の意味合いを含むため、
上手に活用しましょう。
テーブルの上をすっきり
またテーブルの上に常置している
・シュガー及びミルク
・ペーパーナプキン、
・スプーンやフォーク類
・調味料
などは衛生面を考えテーブルの上から
撤去します。
非接触・非対面にする
会計時のクレジットカード決済の導入や
タブレットでの注文システムの構築など
非接触・非対面での仕組を作りましょう。
今、QRコードをスキャンすれば、
お客様が自分のスマホで注文できる
システムもあります。
接触回数を限りなく0にすることで、
お客様が安心して利用できます。
キャッシュレス決済の導入を考えているなら、
スタッフの感染予防対策
スタッフが取り組む問題として、
スタッフの取組み内容
- 入店前の検温の実施と記録
- 身だしなみの徹底とマスクの着用
- 手洗いとアルコール消毒の徹底
入店前の検温の実施と記録
スタッフの入店前には
体温計での計測を義務付けましょう。
また記録も付けます。
スタッフが調子悪そうにしていたら
すぐに帰すなどの対応をしましょう。
スタッフ同士の感染予防のため、
スタッフをいくつかのチームに分け
分散勤務にするのも1つです。
身だしなみの徹底とマスクの着用
もちろんこんな時だからこそ、
衛生管理の基本である身だしなみは
非常に重要です。
またマスクを着用しましょう。
マスクの着用には2つの意味があります。
・スタッフ自身が感染を防ぐ
・スタッフが感染していた時の2次感染を防ぐ
もしかしたら、
症状が出ていないだけかもしれません。
十分に配慮が必要です。
また目の粘膜からの感染が問題視
されています。
スタッフの感染を防ぐために、
フェイスガードや目を守るメガネ
の着用も視野に入れてください。
手洗いとアルコール消毒の徹底
何か作業をしたら手洗いをします。
そのためには各エリアにアルコールを
設置すると良いでしょう。
また会計でお金を扱った場合は、
ウィルスが付着している可能性が
あります。
キャッシュレスにしてお金を
取り扱わないようにするのも
1つの方法です。
お客様への協力依頼事項
お店だけではなくお客様にも
協力してもらうことがあります。
お客様への協力依頼事項
- 入り口での手指のアルコール消毒及び検温
- 食事時以外のマスクの着用依頼
入り口で手指をアルコール消毒してもらう
入店時にはマスク着用での入店を
ご協力してもらいます。
「手の消毒のご協力お願いします」
と言って手のアルコール消毒をして
から入店してもらいます。
また更に徹底するなら、
入り口で非接触型の体温計で
体温を計ってから入店OKにする
ことも1つの方法です。
食事時以外のマスクの着用依頼
カフェ・喫茶店への来店目的の
1つが友人とのコミュニケーション
=会話のお客様も多いでしょう。
飛沫飛散防止の観点から、
食事する時以外は、
マスクの着用を励行します。
今回コロナの感染で
飲食店がターゲットになっている
理由の1つが食事時の会話です。
実は食事前はマスクを着用していますが、
食事中はもちろん食事後の会話が問題
になります。
食事中は会話を控え、
食事後は必ずマスクを着用
してもらうようにしましょう。
お客様に衛生管理の徹底という安心を
2020年5月末の口コミサイトRettyの
アンケート調査によれば、
飲食店に「厳密な衛生管理」を求める
人は実に7割を超えています。
つまりお客様は、
カフェを始め飲食店を選ぶ際に
衛生管理ができているかを重要視
しているということです。
今回私がオペレーションの上で、
感染防止対策の上で考えられる限り
のことをアップしました。
あなたのカフェは衛生管理に努めていて安心
であることをお客様に伝わることが大切です。
お客様に伝わるためには、
実施している旨を店頭やSNSで
アピールすることも大切です。
今回のこの機会はあなたのお店の
衛生管理を徹底する絶好の機会です。
お店のスタッフ全員で取り組んでください。
この取り組みはお店の財産となりますよ。
もちろんあなたの自身の財産にも。
しばらくの間コロナとの共存の
世の中は続きます。
安心してお客様が利用できるように、
感染予防対策=衛生管理の徹底
をしてください。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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