すぐに店内でクレームを共有しないことで二次クレームに発展する可能性が高い事例

2022年6月22日リライト

今回の記事はクレームの事例です。

お客様から
「カップが汚れている」
とクレームが入りました。

スタッフが丁重に
「申し訳ございません」
と言いすぐにカップを交換しました。

お客様がお帰りの際お会計をしたとき、
スタッフが通常通り対応をしたところ、
お客様がたいそうお怒りになられました。

どの部分の対応が悪かったのでしょうか?

この事例の問題点

大きな問題点が3つあること
に気づいていただけましたか?

  1. スタッフがカップの汚れをお詫びしなかった
  2. 入ったクレームを店内ですぐ共有しなかった
  3. そのクレームを責任者が把握していなかった
カフェスタッフあいさつおじぎ
画像はイメージ(写真ACより)

クレームが入ったらすぐに何をするか
店舗で流れを作り共有化してください。
クレームが発生したらスタッフはすぐ

「1番のテーブルでこのようなクレームが入りました。
 ××で対応したところお客様はこのような感じです」

と責任者に報告します。

クレーム対応の報告を受けた責任者は
一連のクレームに対してどう対応するのか
考えてスタッフに指示を出します。

この指示次第ではこの事例のように
二次クレームに発展します。

また、同じようなクレームが起こらないように、
関係者に指導することも大切です。

ここを改善

つまり、今回の事例では、

✓ カップが汚れていたことを謝罪する
✓ クレーム対応者はすぐに時間帯責任者に報告する
✓ 時間帯責任者はすぐに全スタッフに内容を共有する
✓ 時間帯責任者は当該お客様に直接謝罪する
✓ 会計時に再度心から謝罪する

最後に書いてある
「会計時に再度心から謝罪する」
ってかなりポイントです。

なぜなら、
そんな問題を起こしたにも関わらず、
代金を払ってくれるお客様ですよ。

ありがたくありませんか?

責任者判断で
次回利用できるクーポン券を渡す
ことをやってもよいでしょう。

いずれにせよ、
起こったクレームをすぐに共有化する
体制にすることが大切なのです。

クレームのポイントは、
クレームをきっかけとして、
お客様とより強い関係を築くこと
だとも思っています。

再来店につながるためにも、
クレームの共有化忘れないでください。

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この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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