私がカフェコンサルタントをやる理由
私が今コンサルタントとして仕事ができるのは、
ファーストーフード時代の3人の師匠と
2人の良きライバル。
そして、今の私をコンサルタントとして
指導及び支えてくれている3人の先生と
私のビジネスパートナーたちのおかげです。
今日は、その中でも、
私がカフェのコンサルタントとして仕事をする上で、
現場のイロハを教えてくれた人の話です。
今からちょうど20年前の昔話です。
※○○=某有名ファーストフードチェーン店
当時の○○の新宿地区は、
本社が新宿にあることもあり、
○○のエリートが集まる地区でした。
私が働いていた新宿モア五番街店。
当時売上全国10位で、
新宿東口の紀伊国屋書店の近くにあり、
合計300席もある大きな店舗でした。
そんなお店の店長に若干23歳の若造である私が
店長になります。
この時に私の上司だったU氏。
このU氏からの教えが私という人間を
大きく変えることになります。
とにかく、U氏は厳しかった(笑)
「全ては事前準備。事前準備が90%」
「スタッフの服装の乱れは店舗の乱れ」
「計画なき運営、ただ店を開けて閉めるだけ」
「物事は本質で捉えろ、表面で改善しても全く意味がない」
「物を置くということは管理が始まる。管理ができないなら店舗に物を増やすな」
などなど。
今の私の飲食店経営のイロハ及び
コンサルタントとしての基礎は
彼から教わったものと言っても過言ではありません。
時には、私がいないお店に来て
「お前のいない時のお店の現状はこうだ!」
と叱咤激励し、
時には、落ち込んでいる私に
「お店は生き物。いい時もあれば悪い時もある!」
と勇気づけてくれました。
若かった私は
U氏に認められたくて、褒められたくて、
日々の店舗業務に励んでいたのを思い出します。
今でも、彼の話全てが
今の私のコンサルティングの血肉
となっています。
そんなU氏も
15年程前に42歳という若さで
お亡くなりになりました。
脳腫瘍でした。
U氏が私に書いてくれた
店舗運営のためのアドバイスシートは
自分の宝物です。
私がU氏から教わったことを
カフェ及び飲食店経営者や
飲食店に携わる方に伝えたい一心で
カフェコンサルタントをしています。
私がカフェコンサルタントを辞めたら、
誰がU氏の意志を継ぐのか?という
勝手な想いでもあります。
自分が飛躍的に成長するには
「良い師匠(目標)」と「良いライバル」を持つ
ことだと私は思っております。
是非、あなたも
良い師匠と良いライバル
を見つけてください。
この記事を天国にいる梅津清氏に捧げます。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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