旬の食材を使い季節感をカフェのメニューで出そう
日本人は季節に敏感です。
季節ごとの楽しみ方があり、
それは「食」においては強く表れます。
その証拠に、
マクドナルドさんのグラコロや
月見バーガーの宣伝を見ると、
季節を感じることありませんか?
カフェという業種でも、
もちろん季節感は大切です。
今回の記事では、
季節感をメニューに出すことの大切さ
をお伝えします。
目次
メニューに季節感を出すことが重要な理由
なぜメニューに季節感を出すことが
大切なのか考えてみましょう。
日本人は四季を感じます。
- 桜といえば春、
- ひまわりと言えば夏
- もみじと言えば秋
- 椿と言えば冬
を思い出します。
料理や食材には四季というよりも、
「旬」というものが存在します。
果物で言えば、
春のいちご、夏のメロン、秋のぶどう、冬のりんご
食材で言えば、
春のたけのこ、夏のなす、秋のさんま、冬のかぼちゃ
料理で言えば、
春のたけのこご飯、夏のカレー、秋の栗ご飯、冬のスープ
などがあります。
旬の食材を使った料理を作り、
それが看板メニューになれば、
年4回来店してくれます。
また旬の食材を仕入れるようにすれば、
仕入れの値段は安くなるでしょう。
だからこそ、
旬の食材を使ってメニューに季節感を出す
ことはとても大切なのです。
カフェで季節を感じるメニューを作る
私が思うにカフェで季節感を感じる
メニューを作ると言ったら、
スイーツが一番手軽だと感じます。
もちろん、
野菜や他の食材でもできますが、
スイーツが一番感じやすいんです。
その証拠にミニストップさんや
スターバックスコーヒーさんは
季節でスイーツを変えてきます。
非常に参考になります。
もっと言えば、
スイーツ関連のメニュー特にパフェが
高単価メニューを作りやすいのもあります。
そのためにも、
旬の果物を知っておくと良いでしょう。
ちなみに私はいちごから始まり
マンゴー、メロン、ブルーベリー、もも、
(梨)、シャインマスカット、栗、洋梨、りんご
の順で考えています。
また単にももと言っても品種によっては
- 食感
- 旬の時期(収穫時期)
- 最適な食べ方
は変わってきます。
例えばももは
果肉が固めのあかつきという品種があれば、
やわらかい白鳳という品種もあります。
収穫時期も
あかつきは7月上旬から始まり、
川中島はお盆過ぎから始まります。
白桃も黄桃もあります。
山梨と長野でしか収穫できない
黄金桃という品種もあります。
ももだけでも、
これだけの種類があるのです。
学ぶ必要があります。
またいくら旬のものでも、
果物は傷みやすいので仕入れ数や
管理には十分配慮が必要です。
スイーツ以外で言えば、
春なら、たけのこ、山菜、春キャベツなどなど
夏なら、夏野菜、かき氷、冷製パスタ
秋なら、さんまやきのこやいもくりなんきん、
冬なら、かぼちゃスープやシチュー
なんかもカフェメニューとして、
活躍できるでしょう。
他にもメニューに季節感を出す演出あれこれ
季節感を出すにはメニューだけではありません。
メニューの他に季節感を出す方法をご紹介します。
メニューブック
メニューブックで季節感を
訴求することは必須です。
料理の写真の周りに
季節を感じる花やオブジェを添える
と良いでしょう。
私が訪問したカフェの中には、
季節の花を押し花にしてメニューブックに
添えている店もありました。
食器
次に季節感を訴求できるものとして
お勧めなのが食器です。
あなたのカフェが食器にこだわるなら、
その食器の絵柄に季節の植物が描かれている
とより季節感を出せます。
テーブルマットも、
季節によって変えても素敵ですね。
テーブルのオブジェや掲示物など
よく見かけるのがテーブルに
一輪挿しで季節の花を飾ってあるお店ですね。
他にも掲示物で四季を演出することありです。
季節感を出すとリピート客が増える
日本人は四季が大好きな民族である
と感じています。
私も日本の四季が大好きです。
このブログでも何度も伝えていますが、
売上を安定させるためにはリピート回数
を増やす必要があります。
リピートするためには、
あなたのカフェのQCSレベルが高い
ことがもちろん第一条件です。
もしあなたのカフェに
季節ごとの食べてみたい!
というメニューがあれば、
年4回の来店が見込めます。
もっと言えば、
あなたのカフェのももパフェが有名になれば
必ずももの季節には来てくれるのです!
余談ですが、
ももの季節には必ずももパフェを食べに行く
カフェが2店舗私はあります(笑)
その季節ならではのメニューを作り、
その季節になったらお客様に
あなたのカフェを思い出してもらいましょう。
そんな季節メニュー是非作ってくださいね。
この記事を書いている人
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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