情報過多の時代における情報の取り方と 注意点

2024年11月3日リライト

今の時代
恐ろしい量の情報が溢れています。
情報過多の時代とも言われています。

そうなると、
どの情報が正しいのかどうか
判断に迷うこともあるでしょう。

正しいと思った情報が
実は自分の店には合っていない
ということはよくあることです。

今回の記事では、
情報過多の時代における情報の取り方と
注意点についてお伝えします。

情報過多の時代

今の時代情報過多の時代と
言われています。

なぜなら今の時代は、
インターネットが発達したことで、
平安時代の1年分の情報量が
たった1日で受け取ると言われています。

その証拠に総務省の
情報流通センサス報告書によると、
10年前の530倍の情報が流れているそうです。

想像できるでしょうか。

今まで情報といえば、
本やマスメディアでしたが、
今はSNSで誰もが情報発信できます。

にもかかわらず、
情報は流れているのに自分は気づかない
情報もあります。

あまりにも
情報が溢れすぎて見過ごしている
と言っても良いでしょうか。

肝心な情報を逃している可能性
もあるのです。

それを防ぐためにも、
情報を取る上で「情報の特性」を
把握しておく必要があるのです。

画像はイメージ(写真ACより)

情報を得る上で重要なこと

自分にとって有益な情報を得る上で、
重要なことがあります。

それは「関心をもつ」ことです。
どういうことでしょうか?

関心を持つことで
情報を得られる3つの例を
ご紹介します。

店の看板を気にする

私はコンサルになりたての頃、
自分の先生から、

「目に入る看板をよく観察をして、
 自分ならどんな看板を作るか考えてみて」

と課題を与えられました。

するとそれまで車を運転していても、
全く気にならなかったお店の看板が
気になるようになるのです。

「あの看板はわかりにくいな」
「赤字よりも黒字のほうが目立つのでは?」
「あの看板のキャッチコピー良いな」

と見えるようになるのです。
今では看板を見ることが習慣に
なっています。

ピンクの蝶々を見つけなさい

ある研修を受けたときのことです。

講師の人から、
「次回の講義までに
 ピンクの蝶を探してください」
と言われました。

そのとき季節は11月だったので、
「蝶々なんて見つかるはずがない」
と思っていました。

しかし
思わぬところからピンクの蝶々を
見つけることができました。

これも
「ピンクの蝶々に関心を持ったから」
です。

画像はイメージ(写真ACより)

大手コンビニチェーン店の看板

大手コンビニチェーン店である
セブンイレブンさん。

全国に2万店舗以上もある
誰もが知っているコンビニチェーン店です。
あなたの街にもきっとあることでしょう。

セブンイレブンさんの看板、
どんな看板か覚えてますか?
そんなの覚えているに決まってますよね。

ここで質問です。
セブンイレブンさんの看板。

実は社名の英文字表記が
最後のNだけ小文字になっていること
ご存知ですか?

私なんか、
かなりの頻度でセブンイレブンさん
利用するのに全く気づきませんでした。

気づいたのはここ数年です 笑

偏って届いている情報

カフェにおいても同じことが起こります。
「私のお店は結構地域で認知度高いから」
と思っていたとしましょう。

カフェという業種に対し、
関心を持ってない人はお店の存在に
気づかずに通り過ぎます。

あなたも歩いていて、
「こんなところに〇〇があった!」
という経験はありませんか?

更に今のネット社会が
あなたの情報を偏らせます。

実はスマホで取る情報は、
あなたに併せた情報が流れるように
カスタマイズされています。

Googleにせよ、
Xにせよ、
フェイスブックにせよ、
Amazonにせよ、
Youtubeにせよ、

各社のAIが
あなたが好きそうな情報を
あなたのスマホに流してきます。

例えば
何かに反対の立場だったとします。

すると、
反対意見ばかりスマホに流れ、
賛成の意見はほぼ流れてきません。

自分が見たいものだけを
見ているだけの状態になります。

その結果、
自分が正しいと思い込んでしまう
ことになるのです。

スマホでバイト探し
スマホの情報はあなたに対してオーダーメイドの情報です
画像はイメージ(写真ACより)

情報の偏りを是正する方法

では具体的に
どうすれば情報の偏りを是正できる
のでしょうか?

それは新聞を読むことです。
しかも最初から最後まで、
興味がないことでもざっと目を通すことです。

「本を読めば良いのでは?」

という意見もありますが、
私の経験上読む本を選ぶ際に
その選ぶ本が偏ってしまいがちです。

なので新聞がベストでしょう。
他にも自分が全く興味のない分野の雑誌
を読むこともお勧めです。

更にもう1つ大切なことがあります。

それは、
お金を出して専門家のセミナーに
参加し勉強することです。

時代の最先端を走っている専門家は、
とんでもない情報を持っています。

このような話をすると、
Googleで検索すればある程度の情報
を調べることができるという方がいます。

待ってください。

調べるためには、
Googleの検索窓に調べる際の言葉を
入れなければ調べられません。

つまり、
あなたがまだ知らない領域については
専門家のセミナーで学ぶしかないのです。

情報過多の時代だからこそ、
得る情報を取捨選択しましょう。

そのためにも、
その情報が正しいのかどうか
専門家のセミナーで学ぶことを
強くお勧めします。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

カフェ経営者に贈る日々の売上アップ法を配信

メルマガ配信中
ブログでは書けない?様な話題を
メルマガでは配信中です。

今ご登録いただくと
小冊子『カフェを始めとする小規模の飲食店がこれから生き残るための指南書』ほか、すぐにお店で使えるツールがダウンロードできます。

今すぐメルマガに登録して手に入れてください!