スタッフの退職が決まったらやってほしい退職面談と関係性の維持
2025年1月8日更新
社員やスタッフは採用したら、
一生あなたのカフェで働いてくれる
というわけではありません。
いつか退職の日が来ます。
円満に退職できる人もいれば、
そうでない人もいることでしょう。
そんなときにやってほしいのが
スタッフとの退職面談です。
今回の記事では、
退職面談をする理由や内容など
お伝えします。
退職面談で退職理由を聞き出す
スタッフの退職時に退職面談を
なぜやるべきでしょうか?
退職面談をする理由を説明する前に
スタッフが退職する理由を考えて
みましょう。
- 引越しで働けなくなった
- 学校が忙しくなった
- 親など周りから反対された
という外的要因があれば、
- 給与に不満がある
- 人間関係に不満がある
- 嫌なお客様がいる
- あなたと一緒に働きたくない
など内的要因もあります。
ここで注意して考えたいことが、
退職する本当の理由をそのまま
伝えてくれるスタッフも入れば、
伝えないスタッフもいることです。
つまり、
本当の退職理由を伝えずに辞める
スタッフも居るということです。
そんなときに、
退職が決まったら退職面談をすれば
本当の退職理由を聞けるかもしれません。
話しても退職の意志はに変わらない
かもしれませんがお店の今後の改善策
をもらえるかもしれません。
今後の改善策が講じれれば、
以降のスタッフの退職率が低く
なるかもしれません。
退職面談をすることで、
思い込んでいたわだかまりが消え、
時が経ったら復職してくれる可能性も
あります。
裏を返せば、
退職面談をしなければ、
改善策も復職も可能性はなしです。
だからこそ、
退職面談で退職理由を聞き出して
あげることが大切なのです。

退職面談時に聞きたい具体的な内容
実際に退職面談時に聞き出す
具体的な内容です。
- 退職理由の確認
- 退職時期の確認
- ユニフォームなど貸し出していたものの返却
- 最終給与の振込日の確認
- 有給休暇の残り日数
- お店の改善点
- 復職制度の説明
そして最後に
「今まで一緒に働いてくれてありがとう」
と感謝の意を伝えましょう。
ここで重要なポイントは、
退職の理由と復職制度の説明です。
退職の理由によっては、
復職の可能性が高いからです。
特に
転居など物理的に働けなくなっても、
実家帰省時に短期で働いてくれる可能性
があります。
就職しても、
仕事が落ち着いたら土曜日だけ勤務
をしてくれる可能性もあります。
聞き出すと同時に、
そのスタッフに合った提案をして
あげましょう。

退職者の優遇制度を作ることのススメ
退職者に対して、
「退職者の優遇制度」
を作ることを私としてはお勧めします。
例えば、
- 安く利用できる制度を作る
- スタッフの紹介制度を作る
- 復職の際は時給が〇〇から始められる
などが考えられます。
せっかく一緒に働いてくれたスタッフですから、
良い形で退職すれば退職後はお店のファン客に
なってくれます。
逆に、
悪い形で退職すればお店を利用すること
もありませんし周りの人にあなたのカフェの
悪評を広めるかもしれません。
最後に伝えたいこととして、
退職するスタッフと縁が切れないような
仕組みを作ることを心がけてください。
今の時代はLINEがあります。
退職したスタッフのLINEグループを作り、
関係性を維持することもできます。
もちろん許可を得て加わってもらいます。
LINEグループを作っておけば、
様々な情報を流すことができます。
例えば、
GWに人が足りないから1日入ってほしい
と流せば入ってくれるかもしれません。
しかもタイミーなどと違い、
以前あなたのカフェで働いた経験があるため、
教える時間が少なくて済むことでしょう。
お客様と同じで、
関係性を切らないことです。
せっかくできたスタッフとの縁
大切にするためにも今回の記事の内容が
参考になれば幸いです。
この記事を書いている人

- カフェコンサルタント
- コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^
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