カフェへの飲食物の持ち込みを許可する?禁止する?

2023年7月26日リライト

あなたのカフェには実に様々なタイプの
お客様が毎日来店されることでしょう。

そのような中で、
こちらの常識(当たり前)だと思っている
ことが通用しない時ってありませんか?

例えば、
お店への他店の飲食物の持ち込み。
もしかしたら悩まれているかも
しれません。

今回の記事では、
カフェに他店の飲食物を持ち込み
されたときの対応を考えます。

カフェに飲食物の持ち込みなんてあり得ない

「カフェに飲食物を持ち込むなんて
 あり得ない!!!」

昔に比べてマナーが悪くなり、
客層が悪くなったと感じている
かもしれません。

また人それぞれの常識も違います。

カフェでオフィス並みにパソコンを広げ
仕事をしているサラリーマンのツイート
が話題にもなりました。

あなたが歓迎したくない客層のお客様
多々来店されます。

その中の1つとして、
カフェを含め飲食店の問題の1つとして
お客様の店内への持ち込みがあります。

特にカフェは持ち込みが多い業種の
1つであることは確かです。

飲食店に他で販売している飲食物を
持ち込んでくるなんてあり得ない!
と思っているかもしれません。

しかしお客様の価値観はそれぞれで、
これを常識の範疇の中で収めること
は厳しい世の中になりました。

だかだこそ、
「私のカフェではこのようなことは
 ご遠慮いただいています」

とルールを示すことが大切になるのです。

他店のパンを持ち込むお客様いませんか?
画像はイメージ(写真ACより)

様々な飲食物の持ち込みのパターン

飲食物の持ち込みと言っても、
実に様々なものが存在します。

細かい飲食物で言えば、
飴やガムなども該当するでしょう。

その中でも持ち込みで判断に困るのが
赤ちゃんの離乳食でしょうか。

離乳食と言っても、
未開封のレトルトパックにお湯を
注ぐためにお湯がほしいと言われたら、
提供するかもしれません。

これもお店のルールで決めれば
よいだけのことです。
提供するのか?それとも断るのか?
考えを統一しましょう。

もう1つのパターンが、
アレルギーがあるからこれを
使ってと持ち込まれるパターン。

アレルギーに対しては、
かなり細やかな配慮をする必要が
あるため全てお断りしたほうがよい
と考えます。

※もし何らかの原因で、
 アレルギー反応が起こったら
 それこそ大変です。

いずれにしても、
カフェとしての姿勢をきちんと
お客様にわかるように明示する
ことが大切です。

画像はイメージ(写真ACより)

カフェへの飲食物の持ち込みをお断りする理由

飲食店の座席は、
そのお店で提供された料理を食べる
ためにあるものです。

言ってみれば
座席料も代金に含まれています。
だから持ち込みは禁止なんです。

ですがその考え方をご理解頂けない
お客様も中には一定数いるのも事実です。

持ち込みされた場合の一番の問題は、
食品衛生面でです。

もし持ち込みされた食事で、
食中毒が起こったとしても、
それが原因と特定されるまで
かなりの時間を要します。

その大変さは想像付くことでしょう。

だからこそ私は
カフェへの飲食物の持ち込みは
ご遠慮いただくことがベストだと
考えています。

ソファ席 ゆったりできる席
画像はイメージ(写真ACより)

飲食物の持ち込みを予防する方法

まず大前提として知っておきたいのが、
あなたのお店のルールはあなたが作れる
ということです。

このルールを入り口など、
目につく場所に掲示する
ことをお勧めします。

またルールを書く際には、
書いた文章の表現に気を配りましょう。

『当店では飲食物の持ち込みは
 固くお断りしております』
  ↓
『当店では飲食物の持ち込みは
 ご遠慮いただいております』

文末を変えただけで、
お客様の受け取る印象が変わります。

表現の仕方大切です

カフェに飲食物の持ち込みは歓迎しない

お客様に守ってほしいマナー。
そのマナーを守ってもらうための
カフェとしてできること。

あることでしょう。

特に席数が30席前後であり、
他業種に比べそれほど客単価が
高くないカフェ業にとって、
他店の飲食物を持ち込まれる
ことはご遠慮願いたいですよね。

「このようなお客様が歓迎できません」

と明示しても良いと思います。
もちろん前述したように書き方
には気をつけてほしいですが。

あなたのカフェにとって、
良いお客様を守るためにも
このようなルールを設定することは
大切だと思いますよ。

今回の記事が少しでも、
飲食物の持ち込みで悩んでいる
カフェ経営者の参考になれば幸いです。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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