特定スタッフのロングシフトでシフトを組むリスク

2023年11月4日大幅リライト

スタッフが不足していると、
どうしても1人のスタッフを長く
シフトに入れてしまいがちです。

そうロングシフトを組みます。

特定スタッフのロングシフトは、
正直デメリットが大きいのです。
そのことに気づいていますか?

画像はイメージ(写真ACより)

ロングシフトのスタッフがいると、
朝から晩までそのスタッフがシフト
を埋めてくれます。

朝から晩まで入ってくれるので、
仕事を覚えるスピードも早いこと
でしょうし、

こちらのやっておいてほしいことを
終えておいてくれるでしょう。

しかしその一方で、
そのスタッフに対する依存度が高く
なります。

依存度が高くなれば、
良い意味でも悪い意味でも
そのスタッフが影響力を持つこと
になります。

良い方向に向かえば、
QCSレベルのアップも図ることができ、
売上アップもできるでしょう。

仕事が楽しくて、
社員になってくれるかもしれません。

しかし、悪い方に向かえば、
どんどんそのスタッフはわがまま
になります。

なぜなら、
自分がこの店にいなければ回らない
と思ってしまうからです。

そうなれば、
次々と悪い方向の提案をしてくる
ことが予想ができます。

あまり良くない提案をしてきたとき、
あなたはそのスタッフが離職すると困る
ために妥協して受け入れます。

そうなっては遅いのです!

だからこそ、
一部のスタッフに依存が高いことは
あなたのカフェにとって良くないこと
なのです。

更に悪い状態になれば、
そのスタッフをコントロール
できなくなります。

そのスタッフに言われるがままです。

また
ロングシフトを希望するスタッフは
基本働く目的がお金のための人が
多いことも特徴です。

目的がお金なので、
シフトに入る時間が少なければ、
すぐに違った働く場所に転職します。

もちろん、そのスタッフが退職すれば、
店舗としてもかなりの痛手になること
が容易に予想できます。

だからこそ、
スタッフが短いシフトで対応できる
シフト作成に切り替えましょう。

シフトが短くなれば、
休憩時間を考えなくて済みます。
シフトを考えるのも少し楽になります。

短いシフトを組むということは、
スタッフの人数をある程度抱えないと
できません。

短い時間で働けるスタッフが多ければ、
スタッフが辞めるときにもそれほど痛手
にはなりづらくなります。

特に今は生産年齢人口と呼ばれる
言わば働き手が少なくなっています。
辞めてもすぐに採用できません。

最後にロングシフトが悪い
と言っているのではありません。

ロングシフトに入るスタッフを
コントロールできるようにする
ことです。

コントロールできない
=お店の主導権はそのスタッフに、
=自分の思うのようなカフェ経営ができない
ということですよ。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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