カフェの店内やメニューの写真撮影を許可するかどうかの判断の仕方

2023年3月21日リライト

店内で写真を撮ってアップ
することを禁じているカフェを始め
飲食店を見かけることがあります。

お店側の気持ちもわかりますし、
お客様の気持りもわかります。

そうなると、
写真撮影を許可すべきかどうか
迷っている経営者もいることでしょう。

今回の記事では、
カフェを始め飲食店において写真撮影を
許可するかどうかの判断の仕方について
お伝えします。

飲食店で写真撮影を許可するメリット・デメリット

飲食店で写真撮影をするときって、
ほとんどのお客様は自身のSNSに
アップすることが多いことでしょう。

となると、
SNSに写真をアップすることで、
あなたのお店を紹介してくれます。

これかなり大きいです。
その人がかなりのフォロワーすを
持っていれば宣伝効果は絶大です。

一方デメリットとすれば、

  • 他のお客様が写る可能性
  • カメラのシャッター音が不快
  • 料理のレシピアイディアが広がる可能性

があるかもしれません。

私は判断をするときには、
それをやることやらないことによる、
メリット・デメリットを考えて判断する
ようにアドバイスしています。

この件について言えば
禁止することのメリットよりも
デメリットの方が遥かに大きい
と考えています。

もちろん昨今の大手寿司チェーン店の
ニュースを見ると写真撮影を許可する
ことをためらうのは理解できます。

最終的には、
経営者であるあなたが写真撮影を許可
するかどうかを決めてください。

「おいしそう!」って感じた写真を見れば利用に繋がります
画像はイメージ(写真ACより)

スマホの普及で写真撮影は避けられない

今の時代、スマホの普及で、
その場で写真を撮ってSNSにアップする
人が多いですよね。

写真撮影を禁止しようとしても、
無音シャッターのアプリで撮影され
アップされてしまいます。

その証拠に、
写真撮影禁止のカフェを始め飲食店の
写真が食べログやGoogleにアップされ
ているのを見かけます。

実際にはその写真を見て

「おいしそう」
「食べに行きたい」
「このカフェどこ?」

などのSNS上でのやり取りがあり、
来店するかどうかユーザーは判断
しています。

実際に、私も友人のSNSの画像を見て
行ったカフェやお店多く存在します。

しかも、友人がSNSで
「ここの○○おすすめ」
なんてコメント入っていたら、
行く可能性は非常に高まります。

これ専門用語で、
UGC(ユーザー作成コンテンツ)
と呼ばれるほど重要な物です。

UGCについては、
以下のブログをご参照ください。

このような時代のため、
写真撮影を禁止するのは
厳しい世の中かもしれません。

撮影許可するならアピールしよう

私の考えとしては、
どうせ写真を撮られてしまうなら、
撮ってほしい写真を撮ってもらう
ことを考えます。

「きれいに撮ってくださいね」
「他のお客様は写らないように」
「写真撮影の際はお声をおかけください」

などを書いたポスターを
入口や客席に掲示します。

どうせ写真撮影されるなら、
お客様に気持ちよく撮影してもらい、
ついでにお店の宣伝及び集客のきっかけ
になってもらいましょう(笑)

カフェSNS口コミ
画像はイメージ(写真ACより)

写真撮影の禁止のリスク

もしお客様が
「ここ気に入ったからともだちに教えてあげよー」
と思って写真を撮っていたのに、

「うちのカフェは写真撮影禁止です」
と言われたら…
「絶対もう行かない」
と思うかもしれません。

なぜなら、
人は禁止されることを極度に不快に
感じるからです。

「無断で撮影している方が悪い!」

あなたの気持ちは重々わかります。
しかし人は一方的な情報だけで判断
する傾向があります。

そのためその人から
「あそこのお店感じ悪いよ」
と聞いたらそう思ってしまいます。

だったら、

「いい写真撮ってくださいね」
「おいしそうに撮ってくださいね」

と伝えた方が
遥かに集客に効果がありますし、
利用時の顧客満足度は向上します。

ともすれば、
「ここのカフェの店員さん感じが良い」
とコメントしてくれるかもしれません。

なんらかのお店の事情があって
写真撮影を禁じているかもしれません。

ただ、写真撮影を許可することの
メリットは大きいことを知っておいて
損はないでしょう。

その上で
あなたのカフェでは写真を許可するのか
を判断をしてもらえば幸いです。

最後に…

今回の記事で私は写真撮影を許可しろ
と言っているわけではありません。

許可するほうがメリットが大きいです
と伝えているだけです。

あとは、
経営者であるあなたが今回の記事を読んで
メリットとデメリットの積重ねで判断して
くださいね。

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

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