あなたのカフェの雰囲気を良くするには?~スタッフ側から観るお店ととお客様側から観るお店から考える

2022年2月4日リライト

カフェのオーナーや店長と話をしていると、
「お店の雰囲気を良くしたい」
という話をよく聞きます。

今年の目標は?と聞いたときも
「お店の雰囲気を良くする」
と返ってくるカフェ実に多いです。

しかしたいていのお店は
お店の雰囲気を良くしたい!
と思っていてもできません。

なぜできないのでしょうか?

今回の記事では、
お店の雰囲気を絶対良くできる手順
を具体的に解説します。

お店の雰囲気って大切

お店の雰囲気が良ければ、
リピート回数が増え、
常連客の形成につながります。

常連客が増えれば、
当然客数アップや売上アップ
します。

また、働いているスタッフが
お店の雰囲気が良いと感じれば、

・スタッフ募集時の応募数が増える
・スタッフの定着率が上がる
・既存スタッフが働きたいスタッフを連れてくる

などが起こり、
お店のスタッフの充足率が
著しく向上します。

逆にお店の雰囲気が悪ければ、
いくらスタッフを募集しても
応募なく定着率も低い状態に
なることでしょう。

売上面からも人材面からも
お店の雰囲気を良いことは
とても大切な要素なのです。

お店の雰囲気を良くするためには
画像はイメージ(写真ACより)

なぜお店の雰囲気が良くならないのか?

お店の雰囲気を良くしたい
と思っていてもほとんどのお店が
良くなりません。

なぜなら、
考え方に問題があるからです。

『お店の雰囲気を良くする』

一見分かり易い表現に見えて、
かなりあいまいな表現であること
に気づいていますか?

「どうして?」
って思った方に質問。

「どのような状態なら、あなたのカフェは雰囲気が良いのですか?」

そうなんです。
雰囲気が良いという具体的な判断基準がない
のです。

具体的な判断基準とは、
誰も見ても雰囲気が良いと判断
できる基準です。

では、お客様やスタッフが
「お店の雰囲気が良い」
と感じるためには具体的に何をすれば
良いでしょうか。

お店の雰囲気を良くする具体的な行動

雰囲気を良いお店にするためには、
お客様目線と働いているスタッフ目線
とあります。

その両方の観点からそれぞれ
考えてみましょう。

お客様観点

お客様観点はずばりQCSレベルの高さです。
このQCSに加え最近はA(atomsphere)=雰囲気
が重要視されています。

飲食店におけるアトモスフィアとは、
店内やお店の外からお客様が感じる
雰囲気やムードと言って良いでしょうか。

具体的には、
外観、インテリア、オブジェ、BGMなどを
総合的に見てお客様は評価します。

ここで一番重要になってくるのが、
全てに統一感があることです。
統一感はコンセプトから来ます。

雰囲気をコンセプトから統一すること
が重要になります。

また、スタッフが感じの良い笑顔で
対応することもお店の雰囲気に影響
しますね。

ここでの判断基準として活用できる
ツールはお客様アンケートでしょう。

自分たちでお客様に聞く項目を作り、
そのアンケートにおいて80%クリアする
と目標設定すれば行動しやすいでしょう。

画像はイメージ(画像は写真ACより)

スタッフ観点

スタッフというより働いている人、
もっと言えばお店に関わっている人
から見た雰囲気の良さです。

私が思う
雰囲気が良いカフェであるとする定義は、

スタッフが生き生きと働いているカフェ
です。

生き生きと働けるカフェであるためには、
何が必要かを考えます。

私が関わっているお店の例なら、

・スタッフ同士のあいさつがある
・常に笑顔でオペレーションをしている
・自分たちの意見が言いやすい

があり、この状態にするためには、
何をやるかを徹底的に話をしました。

特に3番目の
「自分たちの意見をいいやすい」
環境ってどのようにすればよいかは
なかなか難しい項目です。

その時は、
・月一度のミーティングをする
・スタッフの帰り際に店長が声かけ
・LINEでグループを作り意見を言い合う

などの建設的な意見が出、
翌日から実行をしました。

基準を作ることから始めよう

お店の雰囲気を良くするには、
お店の雰囲気を良くなったと
判断できる基準を作ること
です。

この基準がないと、
お店の雰囲気が良くなったかどうか
を判断することができません。

そうなると、
「う~ん、よくなったんじゃない?」
という曖昧な判断になります。

あなたのカフェでは、
お店の雰囲気を良くするために、
具体的に何から取り組みますか?

この記事を書いている人

稲垣 高史
稲垣 高史カフェコンサルタント
コーヒー好き、カフェ好きの趣味が高じてカフェコンサルタントを始めて7年になります。このブログを読んだカフェ関係者が「これやってみよう」と思えるような売上アップや教育法を発信しております。簡単な質問は無料で対応しております^^

カフェ経営者に贈る日々の売上アップ法を配信

メルマガ配信中
ブログでは書けない?様な話題を
メルマガでは配信中です。

今ご登録いただくと
小冊子『カフェを始めとする小規模の飲食店がこれから生き残るための指南書』ほか、すぐにお店で使えるツールがダウンロードできます。

今すぐメルマガに登録して手に入れてください!